魔性

またもやブログを放置してしまいました・・・。

ツイッターと連動しているお陰で、あちらは更新されてるんですが、何だか手抜き感たっぷりな感じです(汗



ツイッターには載せましたが、12月1日預かった仔猫が死んでしまいました。

「華丸」と名付けたその仔は、たった90gの身体で一生懸命に頑張りました。


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すでに自力でミルクを飲むことが出来ず、2~3時間置きに、カテーテルという細い管を口から入れて直接胃にミルクを流し込み、命を繋いでました。

もう口をパクパクするだけで、鳴き声を上げることも出来ない状態でしたが、カテーテルを入れると苦しさから「ギャー!」と声を出すのです。

うちに来たのが金曜日で、土曜日には少し元気になったようにも見えました。

でも日曜日の朝方には、再び動きも鈍くなり明らかに弱っていました。

助けるつもりが、小さな華丸に辛いことばかりしたような気がします。


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生かすというエゴ、看取るという諦め、どちらが正しい選択だったのでしょう。

その答えは華ちゃんだけが知っていて、誰にも教えることなく空へ上ってしまいました。


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華ちゃんのお骨は、保護主さんと私とで分けました。

保護主さんの方のお骨は、先にお星様になった妹と一緒に埋葬してくれるそうです。

華丸は、我が家の四男になりました。


週末だけと、兄妹合わせて3匹預かる予定でしたが、ちょうど遊びに来てくれたS1号さんが華丸の状態を見かねて2匹の兄妹を引き受けてくれました。

S1号さんもたくさんの保護猫を抱えて忙しい中、夜通し乳飲み子のお世話で大変だったことと思います。

愚痴一つこぼさずに快くお世話してくださり、とても助かりました。

私はいつも愚痴と泣き言ばっかりで、本当にハズカシイ・・・。

S1号さん、どうもありがとうございました!

ツイッターで応援してくださった皆さんにも、改めて御礼申し上げます。

どうもありがとうございました。




さてと。

唐突ですが、皆さん「魔性の女」って言葉は、ご存知ですよね?

「魔性の女」どこか影があってミステリアス、何故だか気になって見ているうちに心を囚われ、気付いたら振り回され、惑わされ・・・そんな小悪魔のような女性。

騙されていると分かっても嫌いになれない、不思議な魅力。


でも「魔性」って女性だけじゃなかったんですね・・・。

なんと私は「魔性の男」に出会ってしまったのです!


「玉三郎」という魔性の男に!!


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皆様、覚えていらっしゃいますか?

いいえ、忘れやしませんよね。私が一年も放置してしまったこの仔たちの卒業記事の成り行きを・・・(滝汗


「イケメン珠玉兄弟」

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保護当初わずか生後5ヶ月程度にして、玉三郎という名に相応しい妖艶な魅力を放った異色の保護猫。


キリリと整った中世的な美しいマスク。


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なぜか哀愁漂う横顔。


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時に知性溢れる優等生のようであり・・・


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時に奔放に甘える大胆さを持つ・・・


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私の心を手玉に取った「魔性の男」玉三郎。


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橋の下から我が家に引っ越して、わずか2日のことでした。


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この男、只者じゃない・・・そう思った私の推理は正しかった。

なんと保護2週間にして、里親さんのハートをがっちり掴み、たった1ヶ月の滞在で軽やかに我が家を巣立って行った。。

兄弟のぶんちゃんを残し、はち、ロッテ、かのこの駅前留学チームをすっとばし、低迷中の我が家の営業成績を、いきなり上昇させた玉三郎。


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里親さんは、これまた美しいお一人暮らしのお姉さん。

ご実家では、ずっとワンちゃんと暮らしてたそうですが、猫飼いは初めてとの事。

不安を抱えつつも、玉ちゃんの為にご自宅に猫部屋を作り、真新しい猫グッズをたくさん揃えて、玉ちゃんとの暮らしを楽しみに待っていてくれました。



里親さんの叔父様のお店のシュトーレン。お届けの日に頂きました!ちょうど一年前ですね・・・(遠い目)

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早速「てんちゃん」という可愛い名前をつけてもらい、一人と一匹の生活が始まりました。てんちゃんは、大好きなお姉さんにべったり甘える毎日。

トイレやお風呂の時だってドアの前でじっと待ち、お姉さんが動けば後を追いかけるストーカーぶり。

お姉さんが仕事の時は、近くに住んでいらっしゃるご両親がお留守番のてんちゃんの様子を見に来てくれることもあったそうです。

お母様がご友人を連れて見に来た時は、てんちゃんの人懐こさにメロメロになったご友人の奥様が「もし飼えなくなったら、私が飼うから心配しないで!」とおっしゃったとか。

実にパーフェクトなトライアルぶりで、見事・・いや計算どおり?正式譲渡を勝ち取ったてんちゃん。


正式譲渡の日。


𕾠「あ~、おばちゃんだ~。久しぶり~。何しに来たの~?」


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今日はてんちゃんに会いに来たの。


𕾠「ヤダヤダ! ボクは、もう帰らないよ!」


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違うよ、今日は正式譲渡に来たんだよ。


𕾠「なあんだ、びっくりした~。ボク、もう絶対にママから離れないんだから!」  スリスリ。


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てんちゃん、素敵なママが出来てよかったねぇ~。

𕾠「ボクに似て、美人のママでしょう~♪」  うんうん、自慢のママだね。


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それにしても人見知りを全くしない、てんちゃん。

大概の保護っ仔は、ほんの数週間離れただけで、なまはげを見るような目で私から逃げていくのですが、さすが接客部長てんちゃん!

なんと久しぶりに会う旦那にも物怖じせず、お膝にオン!

もちろん私達を覚えていたわけではなく、構ってくれるなら誰でもいいっていう・・・(泣


𕾠「このおじさん、どっかで会ったことあるかも~?」


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お腹だってモフらせちゃうんだから!(驚


𕾠「えーっと・・誰だっけなあ・・・?」


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さあさあ、では譲渡の書類を交わしましょう。

するとピョコンと里親さんの椅子にスタンバイする てんちゃん。


𕾠「だって、主役はボクでしょう?」


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里親さんが椅子に座ると、すぐに膝に乗るてんちゃん。

譲渡契約書を真剣な眼差しで見つめます。


𕾠「ママ、てんちゃん、って間違えないで書いてね。」


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𕾠「これでボク、ママの仔になったんだね♪」 


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そして恒例のツーショットぴかぴか(新しい)

てんちゃん、抱っこはイマイチ苦手?!  動かないで~。


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こうして、てんちゃんは素敵な里親さんに迎えられ、自分だけのあったかいお膝を手に入れたのでした~。

めでたしめでたし。



・・・・・・・・・・・。




・・・・・・。





と、なるはずが・・・



ここからが、てんちゃんの真の魔性のはじまりだった・・・(汗

里親さんより頂いた写真を挟みます。


譲渡後のてんちゃんは、お布団におしっこをしたり、いたずらが激しくなり、夜鳴きが酷くなったそうです。

経験のある方ならばお分かりでしょうが、猫のおしっこ被害というのは、本当に心が折れるし疲弊します。

猫砂を変えたり、トイレを増やしたり、又は何らかの抗議・ストレスの原因を取り除くことでピタリと治まることもありますが、往々にして数日置きに「ああっ・・!!」ってことの方が多いのです。



ママのお膝はボクのもの
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里親さんも色々と対策を練ったようでしたが、てんちゃんのおしっこ被害は止まりませんでした。

里親さんから届いたメールを読んで、疲れている様子が伝わり、てんちゃんをまた連れ戻した方がいいのではないかと思い、そうお伝えしました。

てんちゃんは、稀に見る甘えん坊ですので、お留守番の寂しさからくる問題行動かもしれません。

私の思いつく限りのアドバイスをしたところ、里親さんから、全て試した上でどうしてもダメだったら、またその時に相談させてくださいとお返事をいただきました。



困ったちゃん? それ、誰のこと?
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里親さんはまだお若い方ですし、初めての猫との暮らし、お一人で苦しい思いをなさったことと思います。

お留守があることは、譲渡前からわかっていたことですので、その点については、私に責任があります。



短い間とはいえ、ずっと気になってやっと保護した大事な仔。

愛されて幸せになって欲しい。

アンケートを見た時に、この人なら大丈夫!そう確信できた誠実な里親さん。

心から猫との暮らしを楽しんで欲しい。


本猫は能天気~♪
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いつも心の何処かに、てんちゃんと里親さんのことが引っかかっていました。

そうこうして先日、里親さんより頂いたメールでは、どうやら相変わらずおしっこも、いたずらも、夜鳴きも治っていないようですが(汗、里親さん自身がだいぶ慣れてきましたとの事でした。

そして


「いろいろ困った事は多いですが、やっぱりかわいいです。うちの子が一番と思ってます・笑」

とありました。


ママ、ここにいて~。
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「ああしたらいいのに、こうしたらいいのに。」


トライアルや譲渡した仔を思って、時折心配してしまうことがあります。

だけどそれぞれの生活スタイルや、環境が違う中で、里親さんも手探りで保護猫と向き合ってくれているのだと思います。

明らかに危険なことや、おかしいと思えること以外は、保護主といえども口を挟むべきではないと私は考えています。

私のやり方を押し付けたところで、それが里親さんの環境と合っているとは限りません。

もちろん相談されれば、一緒になって考えますし、どちらか一方でも不幸になるのならば、譲渡後であっても戻していただくつもりです。

余計なお節介はゴクリと飲み込んで、ひとりでモヤモヤするのも保護主の仕事です(笑


「反省してまーす。」
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私もまること暮らし始めた時、何もかもが手探りでした。

ゴミ箱を漁って叱ったこと。つい手を出してしまった苦い思い出。

熱を出してぐったりした姿に、死んでしまうと泣いたこと。

玄関から逃がしてしまったこともあります。

長い間、まるこ一匹でしたから寂しい思いをさせたこともあったでしょう。

傍から見れば、頼りない飼い主であったかもしれません。

そうしてふくを迎え、むぎを迎え、今保護猫を含めて8匹の猫と暮らしていますが、未だに迷ったり悩んだりすることも多々あります。

最終的には、ほとんどの問題は慣れが解決してくれるのですが(笑



あの時、てんちゃんを手放さずに頑張ってくれた里親さんに感謝します。

何年後かには、この大変だった日々を懐かしく振り返る時がくるでしょう。

そして・・・

これだけ悪行を重ねても(?)、里親さんの心を捕らえ、可愛いと言わしめるてんちゃんは、やっぱり「魔性の男」だったんですね。


めでたし、めでたし𕾷


「どれがホントのボクかって? それはひ・み・つ!」
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里親さん、手のかかる仔ですが、これからも末永くよろしくお願いします。

何かあったら、私が叱りに行くからね(笑


皆様も、応援ありがとうございました!




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今年もまもなくですね、クリスマス。

去年のクリスマスは、旦那がいないのをいいことに橋猫のTNRに精を出しておりました。

ブリちゃんともう一匹のオス猫を車に乗せて走りながら、保護するかどうしようかと悶々としていた時でした。

ラジオからこの曲が流れてきて、思わず笑ったのを覚えています。

帰ってから、うろ覚えの歌詞を頼りに調べてみたら、動画を見つけました。

他人のプライベートが筒抜けな時代、リア充とかいう人の生活を目の当たりにして、図らずも落ち込んでしまったりすることがあります。

そんな自分を笑い飛ばしてくれるようなパワーを与えてくれる曲です。

世の中みんなが充実してるなんて、幻想だったのね(笑


皆様、ご存知でしょうか?


「クリスマス? なにそれ美味しいの?」 by ヒャダイン






アニメ版 歌詞がわからない方はこっち。

この記事へのコメント

  • Catcatcat

    はじめまして、まるふくさん。
    今日のてんちゃんの記事を読み、思わずコメントしています。。。今保護している子が白黒はちわれで、てんちゃんより白多めの子でチビ太といいます。この子も外にいる時から人懐っこく、リリースした後に又保護したのですが、、、オシッコマンなんです。人馴れ全く問題ないので、募集を始めたいんですが、オシッコマンだとわかって、まだ募集を始めてないんです
    ^^;、でも可愛いんですよ~、こんな里親様に出会えたてんちゃん、本当に幸せですよね~私もそういう里親様にチビ太が出会えるよう、頑張ろうと勇気づけられました️これからも、ブログ楽しみにしていますね!
    2013年12月17日 13:16
  • まるふくさん
    カテーテルご自身でやられていたんですよね
    すごいです。

    私も、産まれて間もない80gの赤ちゃん兄弟で同じ経験をした事があります。
    カテーテル入れるのは自分では怖くて出来なくて先生にやってもらってました。
    やはり苦しそうにしてるのを見てたので身につまされる思いです。
    でも、8匹兄弟のうち2匹が元気に育ってくれました。
    因みに私が保護した子ではなかったのですが・・・

    華丸ちゃんの兄弟達も、華丸ちゃんの分も元気に育って、幸せになってくれますね
    2013年12月20日 16:13
  • まるふく

    Catcatcatさん

    お返事遅くてごめんなさーーーーい(滝汗

    コメント、どうもありがとうございました!

    ブログ拝見しました。

    チビ太くん、ぽってりしてて愛嬌がありますね~♪

    我が家の卒業っ仔ちゃんは、卒業後にシッコニストになるタイプが多く、シッコ被害に泣かされている里親様が、実は他にもチラホラ・・・𕾵

    鯛ちゃんは、マーキンガーだと承知の上で里親さんは迎えてくださいました。

    その勇気には、拍手を送るしかありません(笑

    新しいお家では、初日からピタリとマーキングが止まり、あれはストレスによるものだったんだと分かりました。

    なので、チビ太くんも、思い切って新しいおうちに出れば、マーキングがなくなるかもしれませんよ。

    来年こそチビ太くんの魅力で、素敵なご縁を掴めますように!

    お互い、募集を頑張りましょう𕾴

    これに懲りず、是非また覗きに来てくださいませ(笑


    優さん

    はい、カテーテルは、自分でやりました。

    最初の数回は本当に怖かったけれど、華ちゃんにはもう抵抗する力がほとんど残ってなかったので、何度も苦しい思いをさせないよう、一回で成功させるようにしました。

    結局それが延命に繋がったのかというと、疑問が残りましたが・・・。

    80gですか!
    しかも8匹・・・すごいなあ。
    子猫の成長には、その仔自身の生命力に大きく左右されますね。

    優さん、華丸の応援をしてくださってありがとうございました。
    元気に育った仔には、素敵なご縁を掴んで欲しいです!
    2013年12月30日 15:01